姫路

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妻鹿港へ水揚げされる「白鷺サーモン」=姫路市白浜町
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妻鹿港へ水揚げされる「白鷺サーモン」=姫路市白浜町

 ご当地サーモンと呼ばれる全国の養殖マスやサケが人気を集めるなか、兵庫県姫路市家島町の家島諸島で養殖されたトラウトサーモン「白鷺サーモン」が順調に販売を伸ばしている。商品化5年目を迎え、出荷量は初年に比べ4割増。姫路沖のブランド魚の一つとして、名乗りを上げようとしている。

 水産庁によると、生食用のサーモンは大半を輸入に頼る。近年は国内各地の海や淡水域で育てたサーモン類をブランド化する取り組みが広がっている。

 家島諸島・西島沖で白鷺サーモンを養殖するのは、荒木良太さん(33)=同町=。ニジマスを海で成長させたトラウトサーモンの稚魚を仕入れ、半年かけて大きくしている。

 元々は釣り堀を経営する父親の栄さん(60)が、客に釣らせる魚の一つとして約20年前にサーモンの養殖を始めた。経験を生かして2014年から商品化に取り組み、商品名は姫路城の愛称にちなんだ。

 今年は1匹当たり平均約2キロと、当初に比べ3割以上のサイズアップに成功した。最も大きいものは4キロ近い。5月までに計1万6千匹を出荷し、半分は姫路・西播磨地域、半分は京阪神で消費されるという。

 水揚げ翌日には食卓へ届けることができ、圧倒的な鮮度が武器だ。卸売りを担当する丸魚水産(同市)の森淳一さん(49)は「漁業に計画性を持たせる意味で養殖はますます大切になる。サーモンにも地産地消の流れが来ており、地元産の強みは今後も大きくなるはず」と話していた。(小林良多)

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