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精進料理について語る佐藤光明さん=姫路市書写
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精進料理について語る佐藤光明さん=姫路市書写
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精進料理について語る佐藤光明さん=姫路市書写

 書写山円教寺(兵庫県姫路市書写)の塔頭のひとつ「寿量院」で約25年にわたり料理人を務める佐藤光明さん(65)が3日、同寺近くの書写の里・美術工芸館で講演した。古文書をもとに約500年前の精進料理を蘇らせた佐藤さんが、古くからの食事作法に込められた意味などを解説した。

 同館で開催中の特別展「書写山円教寺-歴史を語る美術と工芸」(神戸新聞社など主催)の関連行事。

 佐藤さんは山形県出身で、会社員を経て料理の道へ進んだ。姫路市内で創作料理店を営んでいたところ、同寺の大樹孝啓住職に誘われ、寿量院で精進料理を出すようになった。

 佐藤さんによると、僧はかゆを食べる前、数粒の米を別の皿に移して庭や縁側に置く風習があったという。「飢えた餓鬼に供えることで、与えた何万倍もの功徳が得られると考えられた」と由縁を語った。

 「いただきます」「ごちそうさま」という言葉は、貴族や武士に伝わった作法の名残。かつて佐藤さんは僧を呼び、正式な作法で料理を提供したこともあったが、「30分くらいかかるので、『長すぎてご飯が冷める』といったクレームが続いてやめた」と笑わせた。(伊田雄馬)

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