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姫路城城下町跡で初めて見つかった半地下式のかまど。手前から三つのかまどが連なる=姫路市五軒邸1
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姫路城城下町跡で初めて見つかった半地下式のかまど。手前から三つのかまどが連なる=姫路市五軒邸1
姫路城城下町跡で初めて見つかった半地下式のかまど(手前)。三つのかまどが連なる=姫路市五軒邸1
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姫路城城下町跡で初めて見つかった半地下式のかまど(手前)。三つのかまどが連なる=姫路市五軒邸1

 兵庫県姫路市埋蔵文化財センターは3日、姫路市五軒邸1の姫路城城下町跡で、初めて半地下式のかまどが見つかったと発表した。姫路城東側の町屋が並んでいたエリアで、酒造りに用いられた可能性があるという。同センターは「姫路城周辺は町屋の史料が乏しく、暮らしぶりを知る貴重な遺構」としている。

 現場は賢明女子学院中学、高校(同市本町)裏手の中堀沿い。マンション建設を前に、4月から約480平方メートルを発掘してきた。遺構は19~20世紀、17~18世紀、16世紀以前の3層に分かれ、第2層で半地下式のかまどが確認された。

 隣接する3軒の町屋がそれぞれ二つ、三つとかまどを連ね、最も大きなものは直径約1メートル、深さも当時の地表から約1メートルに達するとみられ、家庭の煮炊きに使うかまどの2~3倍に相当する。大量の湯を沸かしていた様子がうかがえる。

 同センターによると、1733年に城下町の職業について記した「姫路町書上帳」には、31軒の造り酒屋が挙げられ、市史にも17世紀末に106軒が酒造りに従事していたとの記載がある。

 同センター技術主任の中川猛さんは「湯を沸かした水蒸気で酒米を蒸す『釜屋』があったのでは」と推測する。酒造りが盛んな伊丹市でも同様の半地下式かまどが見つかっている。7日午前10時半から市民向け現地説明会を行う。無料。小雨決行。雨天中止。同センターTEL079・252・3950

(伊藤大介)

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