姫路

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活動拠点となる劇場をオープンした姫千之丞さん(右から2人目)と座員ら=姫路市広畑区長町1
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活動拠点となる劇場をオープンした姫千之丞さん(右から2人目)と座員ら=姫路市広畑区長町1
女形としてステージに上がる姫千之丞さん(本人提供)
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女形としてステージに上がる姫千之丞さん(本人提供)

 老舗の大衆劇団で花形として活躍した姫千之丞さんが、本拠となる劇場を兵庫県姫路市広畑区長町1に構えた。名付けて「うた千の城」。家族4人で昨年4月に結成した「千之丞一座」が10日、念願のこけら落としを行う。市文化国際交流財団によると市内で大衆劇団の劇場が復活するのは約30年ぶり。千之丞さんは「大衆演劇は歌舞伎より能より身近な伝統芸能。播磨からその魅力を発信したい」と意気込む。(伊田雄馬)

 大分県出身で小学生時代、地元の祭りに訪れた大衆劇団の華やかな女形に心を奪われた。芝居好きが高じて高校卒業後に役者の世界に飛び込んだ。

 20年にわたって活動し花形や副座長を務めたが、体調を崩して3年前に退団。妻すみれさんの出身地である姫路市に移住した。営業マンの職に就いたが、「もう一度夢を追いたい」と一念発起した。姫路と千姫にちなんだ芸名につけ家族で一座を旗揚げした。

 新しい劇場は既存のカラオケ喫茶を活用。小ぶりのステージは段差が低く、観客と目線が近いのも魅力だ。約50人が収容できる。演目は千之丞さんが歌う演歌に合わせて家族らが踊る舞踊ショーがメイン。着付けができる長女さつきさんが早着替えを手伝い、それぞれが次々と違う衣装でステージに上がる。

 劇場では月に2日程度ショーを披露し、それ以外の日はカラオケ喫茶として営業する。公演の依頼にはこれまで通り応える。千之丞さんは「大衆演劇の魅力はお客さまとの距離の近さ。『明日も頑張ろう』と活力を与えられたら」。

 10日はオープン記念の公演が午後1時と同7時からある。千円。予約優先。メンバーも募集している。同劇場TEL070・1748・0535

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