姫路

  • 印刷
本番に向けて稽古に励む劇団員と上田浩人さん(左)=福崎町西田原
拡大
本番に向けて稽古に励む劇団員と上田浩人さん(左)=福崎町西田原
岸田敏志さん
拡大
岸田敏志さん

 明治・大正期に生野鉱山(兵庫県朝来市)と飾磨港(姫路市)を結んだ日本初の高速産業道路、銀の馬車道の魅力を発信する「銀の馬車道劇団」の公演が19日、姫路市総社本町の市民会館である。2007年の劇団結成から16回目の舞台となり、昨年春、馬車道とともに日本遺産に認定された但馬の鉱山群を巡る鉱石の道を今回初めて脚本に盛り込んだ。幼児から高齢者まで、沿線の市民ら約30人が出演し、人情喜劇を繰り広げる。

 同劇団はNPO法人・姫路コンベンションサポート(姫路市)が主宰し、毎年団員を公募してきた。松竹が脚本作成や演出で協力。馬車道建設にまつわる人間模様などをテーマに姫路、朝来市、福崎、市川、神河町で公演し、累計で延べ7500人超が観劇した。

 今回の舞台は明治初期。馬車道を通じて鉱石が行き交い、活気にあふれる沿線は年に1度の夏祭り。そんな中、跡取り息子が家を飛び出してしまった郷宿に盗っ人が現れ、騒動が巻き起こる-というストーリー。俳優・歌手の岸田敏志さんが劇中歌を作り、自身も出演する。

 6月下旬に稽古が始まり、松竹演劇チーフプロデューサーの上田浩人さん(57)が演技を指導する。劇団結成時から関わる上田さんは「団員と一緒になって満足できる舞台作りに臨んできた。今回も、芝居を通して人のつながりの大切さや生きる楽しさを伝えたい」と力を込める。

 初回からほぼ毎回参加する大学3年の鈴木健太さん(22)=福崎町=は今回、盗っ人役を演じ、双子の兄惇平さん(22)、妹の日菜子さん(16)と共演する。「多くの人の力があって舞台に立てることに感謝しながら、客席にエネルギーを届けたい」と意気込む。

 同じくベテラン出演者で山師役の県土地開発公社職員、木多見哲夫さん(59)=姫路市=は「当初は緊張したが、だんだん演じることが面白くなり、快感に変わった。今回も役になりきって楽しみたい」。

 午後2時開演。無料。姫路コンベンションサポートTEL079・286・8988

(宮本万里子)

姫路の最新
もっと見る

天気(11月16日)

  • 18℃
  • ---℃
  • 0%

  • 19℃
  • ---℃
  • 10%

  • 19℃
  • ---℃
  • 10%

  • 19℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ