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セットの配置などを指示する鄭義信さん(右から3人目)ら=姫路市西延末
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セットの配置などを指示する鄭義信さん(右から3人目)ら=姫路市西延末
17年ぶりの再演に向け、決意を述べる鄭さん=姫路市西駅前町
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17年ぶりの再演に向け、決意を述べる鄭さん=姫路市西駅前町

 兵庫県姫路市出身の演出家鄭義信さん作・演出の舞台「二十世紀少年少女読本2018」が9月22、23日、同市西駅前町の姫路キャスパホールで上演される。数々の演劇賞を総なめにした「焼肉ドラゴン」の原型で、17年前に上演された「二十世紀少年少女読本」をリメーク。同ホールではこのほど制作発表会が開かれ、鄭さんは「このメンバーで、新たな地平を目指したい」と意気込んだ。

 同作は市内のアマチュア6劇団によって結成された「はりま劇団協議会」の初制作作品として2001年4月に初上演された。「協議会の旗揚げにふさわしい作品を」と書き下ろしを依頼したのが、新進気鋭の演出家として売り出し中だった鄭さんだった。

 物語は鄭さんの体験を元に構成されている。舞台は関西の架空の地方都市。ミシンを売り歩く女性・碧の「過去」と「現在」が交差しながら進む。碧は幼少期の「ミドリ」とタイムカプセルの手紙を通じて思いを通わせながらも、過去と決別して未来へ進んでいく。

 演じるのは同市の老舗劇団「劇団プロデュース・F」と「劇団天狼星計画」を中心に、加古川や神戸、大阪から集まった役者ら約30人。劇団プロ-の演出家、小林みね子さんは制作発表で「私たちにとって宝物のような脚本。再び演じられ、夢のよう」と喜んだ。

 稽古は市文化センター(同市西延末)などで連夜行われ、配役後の初稽古となった21日は立ち位置や大まかな流れを確認した。鄭さんは自ら舞台に立ち、セットの配置を細かく指示した。本番までの約1カ月間、付きっきりで指導する。

 主役のミドリを演じるたつの市の松井麗子さん(46)は、01年にも同じ役を演じた。「最後まで鄭さんを納得させられなかったせりふ回しで、鄭さんは『10年たったら分かるわ』と言った。17年で自分は成長したのだろうか。それを確かめたい」と話す。

 9月22日=午後2時、同7時、23日=同2時の計3回。一般2500円、高校生以下1500円(全席指定)。姫路キャスパホールTEL079・284・5806

(伊田雄馬)

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