姫路

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太鼓の打ち方を実演する陽介さん=姫路市四郷町山脇
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太鼓の打ち方を実演する陽介さん=姫路市四郷町山脇

 西日本豪雨の被災地の復興を支援する、太鼓や合唱のコンサートが17日、兵庫県姫路市総社本町の市民会館で開かれる。同市内を中心に10グループが参加。世界的和太鼓グループ「鼓童」の元メンバー、陽介さん(38)=同市=も被災地へ思いを込めて妙技を披露する。

 市内を中心に活動する「民謡集団鯱」の西脇達郎さんらが「音楽を通じて力になりたい」と企画した。収益は被災地へ送り、会場には募金箱も設置する。

 陽介さんは和歌山県橋本市出身。本名は小田洋介さん。鼓童のメンバーとして国内外で活動を重ね、昨年独立。現在は姫路市を拠点に活動している。

 豪雨が発生した7月には海外におり、帰国して被災地の惨状に言葉を失ったという。岡山や広島には音楽活動で得た知人も多く、「被災地への思いを込めて全力で演奏したい」と協力を申し出た。

 本番では和太鼓7団体、合唱3団体が参加する。舞台を転換する間も通路や花道から太鼓を打ち鳴らす。陽介さんはフィナーレに登場、太鼓奏者約20人とともに華々しく演奏する。

 今月6日、陽介さんとメンバーがそろって練習した。陽介さんは打ち方を指導し、自らもばちを握った。一振り一振りが練習場の空気を震わす迫力。網干区で活動する「興浜太鼓集団一擲」の柴田未来さん(32)は「表現力を学べれば」と手元を見つめた。岡山県倉敷市真備町の友人宅が豪雨で床上浸水したといい、「太鼓で被災地を支援できればうれしい」と話した。

 午後1時半から。一般1500円、中学生以下、障害者は500円。民謡集団鯱TEL079・284・1695

(伊田雄馬)

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