姫路

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イベントで販売した坊勢カラスミそば(大塚さん提供)
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イベントで販売した坊勢カラスミそば(大塚さん提供)
坊勢産カラスミの普及に取り組む大塚さん=姫路市南駅前町
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坊勢産カラスミの普及に取り組む大塚さん=姫路市南駅前町

 兵庫県姫路市家島町の坊勢島特産カラスミを「姫路名物」として普及させようと、商品化を手掛ける合同会社アンド(姫路市城北新町1)が飲食店に100グラム(3500円相当)を無償提供し、新メニューを考案してもらう取り組みを始めた。アンドの大塚安彦社長(65)は「脂が乗って卵の粒が立った一級品を、まずは姫路市民に認知してもらいたい」と情熱を燃やしている。

 カラスミはボラなどの卵巣を塩漬けし、乾燥させた保存食。坊勢島では約15年前から漁師がボラ漁を始め、手作りでカラスミも加工。水産会社「大漁丸水産」などでは、赤穂産の塩で塩漬けした後、約20日間毎日裏返しながら天日干しすることで、上質なカラスミを生産している。

 大塚社長は姫路市出身。白鷺工業高校を卒業後、旅行代理店の営業職として約20年間、播磨地域で勤務した。2010年に58歳で退職した頃、仕事で知り合って以来親交があった坊勢島の漁師らがカラスミの特産品化に取り組んでいることを知った。

 品質は高かったが、手作りのため色付きや形状にばらつきがあり、漁師たちは販路拡大に難渋していた。PR活動に協力するようになり、13年に商品化。10グラム350円程度で販売し、15年には姫路市のふるさと納税の返礼品に指定された。

 本格的な普及を進めようと今年4月にアンドを設立した。新メニューの開発を進め、カラスミを砕いてそばに振りかけた「坊勢カラスミそば」を考案した。9月の飲食イベントで販売したところ、約100食を完売した。今後、冷凍食品として商品化する。

 手応えを得た大塚社長は、飲食店へのカラスミの無料提供を決めた。和洋を問わず、多彩なアレンジを期待する。希望があれば追加提供もする。同社TEL079・222・7586

(地道優樹)

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