姫路

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精細に描かれたマッチラベルが時代ごとに展示される会場=姫路市二階町
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精細に描かれたマッチラベルが時代ごとに展示される会場=姫路市二階町

 国産マッチの歴史をラベルで振り返る展示が、兵庫県姫路市二階町のみゆき通りステーションで開かれている。生産量は落ちたとはいえ全国の9割が県内で生産される地場産業。世相や流行を反映してきたラベルは明治から昭和までの約500種が並び、懐かしくも新鮮なデザインが楽しめる。12月中旬まで。

 同ステーションは2月に閉店したヤマトヤシキの1階部分跡地を活用し5月にオープン。今回の企画はマッチ製造会社などでつくる日本燐寸工業会(神戸市中央区)が魅力を見直してもらおうと企画した。

 国産マッチ製造は明治時代に始まり、約8割が輸出された。海外で人気を博したラベルには浮世絵の木版画技術が用いられ、動物の毛並み一本一本まで精細に描かれている。

 デザインは輸出先の国で好まれるよう工夫され、中国向けのラベルには「喜」「吉」「福」などの漢字が多く配されている。欧米向けにはピストルやパイプなどが描かれ、現地で多くのコレクターを生んだ。

 喫茶店が客に無償で配布した商業マッチや、ゆるキャラや姫路城がプリントされた現代の品まで幅広く展示。自社の所蔵品を貸し出した田中マッチ(姫路市飾磨区加茂南)の田中憲司社長(62)は「マッチラベルは近年、幅広い人気を集めている。デザインを学ぶ人にもぜひ足を運んでほしい」とアピールする。

 入場無料。午前10時半~午後6時。火曜休館。日本燐寸工業会TEL078・341・4841

(伊田雄馬)

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