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花嫁姿で観客に手を振る城尾将宏さん(左)ら男性3人=神河町寺前
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花嫁姿で観客に手を振る城尾将宏さん(左)ら男性3人=神河町寺前

 兵庫県神河町比延の日吉神社の秋祭りは21日、本宮を迎え、花嫁姿の男性を長持ちの上に乗せて担ぐ「とんぼ」が宮入りした。地区ごとの計3人がおしろいと口紅、鮮やかな衣装で整えた“美貌”を競うように、沿道へ愛きょうを振りまいた。

 屋台を担ぐ人の弁当を運ぶ、長持ち道中の余興として始まったと伝わる。諸説あるが、1935(昭和10)年ごろから花嫁に扮した男衆を乗せてきたとみられ、上岩、鍛冶、寺前の3地区の保存会が継承する。

 未明に起きて着付け、化粧を済ませた花嫁役の3人は午前10時ごろ、それぞれ前後4人ずつに棒で担がれ、JR寺前駅近くの交差点を出発。「エッチョコ、ドッコイ」。一足先に出発した勇壮な屋台巡行とは打って変わって、和やかな掛け声が響く。50メートルほど進むと休憩。JA兵庫西の支店で3人が横に並ぶのが恒例で、カメラマンや住民の呼び掛けに笑顔を絶やさず、手を振り続けた。

 花嫁役を務めた同町の会社員城尾将宏さん(30)は、「たくさん視線を浴びますが、悪い気分ではない。(顔の)仕上がりが良かったのでは」。2年前に京都市から移り住み「伝統行事にこうして関われて、より地域に溶け込めた気がします」と話していた。(井上太郎)

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