姫路

  • 印刷
結成10年の記念誌を発行したはりま立螺之会の大中政實会長(前列左)とメンバーたち=神河町上岩
拡大
結成10年の記念誌を発行したはりま立螺之会の大中政實会長(前列左)とメンバーたち=神河町上岩

 ほら貝の愛好家が集う「はりま立螺之会」(兵庫県神河町上岩)がこのほど設立10周年を迎え、記念誌を発行した。イベント出演や教室開催を重ね、当初3人だった会員は21人に増えた。記念誌には、各会員がほら貝の演奏にのめり込んでいった思い出などを寄稿。会員らは「愛好家も初心者も、ほら貝への興味が深まるいいきっかけになれば」と話す。(井上太郎)

 同会は2008年結成。当時県立高校校長だった大中政實さん(70)=神河町=が会長に就いた。姫路城マラソンや、湊川神社(神戸市兵庫区)の楠公武者行列をはじめ、県内外で出演を重ねてきた。

 記念誌の編集は今春着手。A4判82ページに会員の寄稿をぎっしり詰め込んだ。最初は音すら出せない苦労、唇の形の変化で音を変える奥深さ、段位を取得するための講習会の異様な緊張感などを写真付きでつづる。

 大中さん自身も旺盛に筆をとった。ほら貝との出会いは、丹波市の氷上西高校で校長を務めていた03年。太鼓部の練習に同行した際、指導者らから「太鼓に合うから校長が吹けば」と促された。全く音が出ず「『こんな校長ではダメや』と生徒の前で笑われた」と述懐。その後、練習を始めたという。長年の経験を基に「消えゆく音を大切にする」といった上達法も数多く記している。

 詩吟と扇舞の師範でもある岩本美知代さん(70)=神河町=は、本格的にほら貝を練習しだしたばかりで「みんなの歩みを知ることは自分の糧になる」。大中さんは「湊川神社の創建150年行事など、これからも大舞台がたくさんある。輪が広がり、個々の技量が高まるよう、活発に動きたい」と話す。

 400部発行。主に会員や関係者に配るが、希望者には1500円(送料込み)で販売する。

姫路の最新
もっと見る

天気(11月19日)

  • 16℃
  • 12℃
  • 60%

  • 15℃
  • 10℃
  • 80%

  • 17℃
  • 12℃
  • 60%

  • 16℃
  • 11℃
  • 50%

お知らせ