姫路

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中西和也さん(左)が復活させた「カフェスコット」。造船所などが並ぶ港の風景を一望できる=姫路市家島町真浦
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中西和也さん(左)が復活させた「カフェスコット」。造船所などが並ぶ港の風景を一望できる=姫路市家島町真浦

 兵庫県姫路市家島町の家島本島で15年前に閉店した老舗喫茶店「スコット」がこのほど、大阪市から同島へ7年前に移住したガイドツアー会社経営中西和也さん(33)らの手で、コミュニティーサロンとして復活した。9日にカフェとして営業を始め、島民や観光客が一息ついたり、希望者が趣味の講座を開いたりもしてもらう。中西さんは「島内外の交流を生む拠点に」と構想を膨らませている。

 1959年開業の同店は岡部勝代さん(81)が夫の威さんと40年にわたり切り盛り。港に面して繁盛したが、97年に威さんが他界した後、歴史に幕を下ろした。以来、同島の玄関口である真浦港には、旅客らが休憩できる店がなく、観光振興などの面で課題だった。

 中西さんは、2011年に移住。地元団体が募集した「いえしまコンシェルジュ」の任命を受け、3年後にガイドツアー会社を興した。島の暮らしになじんだ頃、岡部さんと知り合って同店跡を訪れ、港を一望する眺めに心を打たれた。今年6月以降、延べ50人の島内外有志と店を改装。建築を学ぶ大学院生が設計などを手伝った。店名を引き継ぎ「カフェ スコット」とした。

 中西さんは「島を訪れた多くの人が景色や海の幸のとりこになったが、移住まで踏み込む人はおらず、『定期的に通いたい』という声が多かった」と話し、平日は都市部で暮らし、休日は家島で過ごす生活の足がかりとしての活用を呼び掛ける。

 普段はカフェとして、島民が憩い、観光客と触れ合う場を目指す。地元の鮮魚店で買える刺し身などの持ち込みも可能。島内外の人が特技を生かし、講座やワークショップを開くこともできる。午後1~4時。不定休。(小林良多)

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