姫路

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講演する平野早矢香さん=姫路市勤労市民会館
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講演する平野早矢香さん=姫路市勤労市民会館

 2012年ロンドン五輪卓球女子団体で銀メダルを獲得した平野早矢香さん(33)が23日、兵庫県姫路市中地の同市勤労市民会館で、「オリンピックが私に教えてくれたこと」と題して講演した。

 平野さんは初出場した08年北京五輪大会は団体4位。初戦はサーブのために掲げた手の震えが止まらず、「すごい緊張感だった」と振り返った。

 あと一歩届かなかったメダルへ、平野さんら日本代表チームはライバルとなる韓国、香港、シンガポールに狙いを定めた。「この選手を倒すためにサーブを磨く。あの選手にはバックハンドが必要」とそれぞれの好敵手攻略のための技術を高め、ロンドンでは準決勝でシンガポールを撃破。日本卓球界初の五輪メダルをもたらした。

 「北京は五輪代表を目指した4年間だった。ロンドンはメダルを取ることしか考えていなかった」と心構えの違いを挙げた。

 小学校時代は全国制覇できず、「日本一になりたい」と練習を重ねてきたことが五輪につながったと説いた。「手が届くところに目標を置いて、全力で取り組めば成長できる」と語りかけた。(伊藤大介)

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