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夜間中学の現状や意義について話す前川喜平さん=姫路市総社本町
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夜間中学の現状や意義について話す前川喜平さん=姫路市総社本町

 十分な義務教育を受けられなかった人に学ぶ場をと公立の夜間中学の設置を訴えるセミナーが24日、兵庫県姫路市総社本町の市民会館であった。元文部科学事務次官の前川喜平さんが、夜間中学の現状や姫路における必要性などを語った。

 県内の教員らでつくる同セミナー実行委員会の主催。文部科学省の調査によると、姫路市を含む東西播地域には1400人超の中学未就学者がいるという。同会は交通アクセスの良い同市内への設置を目指して活動している。

 前川さんは初等中等教育局長時代に「教育機会確保法」の作成に関わり、現在は自主夜間中学のボランティアなどをしている。義務教育を受けずに学齢期を過ごした人について「学校に行きたい気持ちを抑え、諦めてしまっている」と指摘。「夜間中学に限らず、多様な学習の機会を用意する必要がある」と強調した。

 神戸市の夜間中学で学んだ女性(77)=姫路市=も体験を発表。60代で初めて学校に通ったことを振り返り「店の看板の文字が読めた時は本当にうれしくて、声に出して読みたくなるほどだった。一生学校に通っていたい」と話した。(谷川直生)

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