姫路

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バーチャル映像で簡単に着物の試着ができるシステム=姫路市三左衛門堀西の町
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バーチャル映像で簡単に着物の試着ができるシステム=姫路市三左衛門堀西の町
バーチャル映像で簡単に着物の試着ができるシステム=姫路市三左衛門堀西の町
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バーチャル映像で簡単に着物の試着ができるシステム=姫路市三左衛門堀西の町

 時間のかかる着物の着付けを気軽に楽しんでもらおうと、姫路市網干区垣内東町の呉服店「きぬや」がバーチャル映像で試着のできるシステムを姫路本店(同市三左衛門堀西の町)に導入した。「1秒でフィッティング」との触れ込みで、桑田直宏社長は「多くの方に体験してもらい、着物ファンを増やしていけたら」と期待を込める。

 システムは元々取引のあった東京都内の老舗呉服商社「丸上」が2016年に開発し、きぬやが全国で3社目の導入となった。

 姫路本店では店頭に並ぶ約40着のデータを入力。来店者がディスプレーの前に立つと立体的な着物の映像が体に合わせて表示される。カメラが人の骨格を検知するため、手や体を動かせば袖の下や異なる角度からの見た目も確認できる。

 同社によると、振り袖の試着には従業員が手伝っても1着で20分ほどかかり、複数枚の試着となれば1~2時間は当たり前。特に成人式や七五三などの準備で来客が集中するシーズンには対応する従業員の負担も大きくなっていた。導入以降、実際に試着する着物を選ぶツールとして利用する客が多く、子どもが遊ぶ様子も見られるという。

 全国の呉服店にとって着物離れは大きな課題。バーチャル試着の機能を特許出願中という丸上の上達功社長は「着物の魅力を業界から提案していく努力が必要。外国人にも興味を持たれるはずで東京五輪や大阪万博を機に売り出していきたい」と話す。(井沢泰斗)

■振り袖着せ替えアプリも

 丸上(東京都)のシステムのほかにも振り袖をバーチャルで試着できる無料アプリがある。全国の呉服小売業者でつくる「日本きものシステム協同組合」(京都市)が開発した「振袖チェンジ」だ。

 アプリからカメラ画面を起動して人物を撮影すると、28種類が自由に着せ替えられる。着物は色や形から検索して選択。撮った画像を保存して友人や家族に送り、意見を聞くことも可能で同組合に所属する店舗情報も掲載している。

 同組合は10年ほど前にこのアプリを開発し、着物の普及に活用してきた。担当者は「振り袖の魅力を伝え、この文化を残していくことが重要だ」と話す。

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