姫路

  • 印刷
姫路市が作成した播磨日本酒ガイド=姫路市役所
拡大
姫路市が作成した播磨日本酒ガイド=姫路市役所

 兵庫県姫路市が播磨地域の日本酒を紹介する冊子「播磨日本酒ガイド」を作った。東播磨から西播磨まで22の酒蔵を掲載し、高級酒米・山田錦を育む環境についても触れた。同市は1万部を居酒屋などの飲食店に配り、「地酒の魅力や伝統をお客さんに伝えてもらえたら」と期待を寄せる。

 A5判40ページ。姫路市がある中播磨をはじめ、西播磨や東播磨、北播磨を含む13市9町を挙げて「播磨は日本酒のふるさと」と表現。播磨国風土記(713年)の「神様にお供えしたご飯にカビが生えてきたので、それでお酒を造った」との記述を引用した。

 江戸時代から酒米生産が盛んだった歴史をひもときつつ、「酒米の王様」と呼ばれる大粒の山田錦を栽培する現在の播磨について、「銘醸地としての素質を持ち合わせた場所」とも誇った。

 また、播磨に点在する酒蔵のルーツに関しては「江戸中期の明和5(1768)年創業。当時の屋号は『北門屋』で、山崎藩の御用酒屋でした」(老松酒造=宍粟市山崎町山崎)などと説明した。製法については「麹造り蓋麹法は350年にわたる技術の伝承があってこそできる丁寧な酒造り」(ヤヱガキ酒造=姫路市林田町六九谷)と奥深い歴史に裏打ちされていることも記述。11月8日に母屋などが火災に見舞われた山陽盃酒造(宍粟市山崎町山崎)についても特色をつづった。

 来年1月、姫路市内で開催を予定する「播磨の日本酒の特徴説明会」で飲食店関係者に配られるほか、JR姫路駅南のじばさんびる1階「播産館」(姫路市南駅前町)、ビエラ姫路内の日本酒バー「試」(同)、宍粟市のアンテナショップ「きてーな宍粟」(姫路市西駅前町)-の3カ所で閲覧できる。

 姫路市の担当者は「地元の酒蔵を知り、応援するきっかけになれば」と話している。(伊藤大介)

姫路の最新
もっと見る

天気(12月13日)

  • 11℃
  • 6℃
  • 10%

  • 9℃
  • 4℃
  • 50%

  • 11℃
  • 5℃
  • 20%

  • 11℃
  • 5℃
  • 20%

お知らせ