姫路

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正式名の「ひらまつ」の下に副駅名が入った駅名看板=姫路市大津区平松外開
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正式名の「ひらまつ」の下に副駅名が入った駅名看板=姫路市大津区平松外開

 山陽電鉄(神戸市長田区)は、兵庫県姫路市内を走る網干線の平松駅(同市大津区平松外開)に同社初となる「副駅名称」を導入した。命名権は地元の電炉大手「大和工業」(同区吉美)が取得。近年、鉄道が新たな広告媒体や地域密着のPR戦略として導入するケースが増えており、山電は今後、ほかの駅でも命名権を販売し、副駅名を付けていく方針だ。

 命名権取得は「ノエビアスタジアム」「ほっともっとフィールド神戸」のように愛称を付けるケースが一般的だが、副駅名では正式名は残して企業や学校、商業施設などの名前を最寄り駅に追加する。

 山電は今回、大和工業に3年契約で権利を販売し、「大和工業グループ最寄駅」の文字を駅舎正面やホームなど5枚の駅名看板に記した。同社は「人材確保や採用活動のために、地元での知名度を上げたいと考えた」と期待を込める。

 山電の子会社「山陽アド」の担当者も「利用者に、駅と一緒に地元企業にも親しんでほしい。今後も他の駅で要望があれば導入を検討していく」と話す。

 副駅名は従来、利用者の利便性を考慮して付けるケースが多い。県内では神戸市営地下鉄新長田駅の「鉄人28号前」、阪神電車岩屋駅(同市灘区)の「兵庫県立美術館前」など。一方、都市部の鉄道を中心に企業向けの広告媒体として命名権を販売するケースも広がっている。

 2013年に副駅名の命名権販売を始めた京浜急行電鉄(東京都)は既に5駅で導入し、駅のランクに応じて契約料を得ている。商業施設が権利を取得して「そごう・ポルタ前」の名が付いた横浜駅は、特Aランクで月60万円の契約料。同社広報は「最寄り駅として親しまれ、収入源の一つにもなっている。ただ、申請を全て受け入れている訳では無く、地元企業としてふさわしいか判断して契約している」としている。(井沢泰斗)

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