姫路

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「輪廻の森」
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「輪廻の森」
「超メタボになった座敷童」
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「超メタボになった座敷童」
「好きな秋」
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「好きな秋」
「タンタンコロリン飛び六方」
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「タンタンコロリン飛び六方」

 地元出身の民俗学者・柳田国男にちなんで兵庫県福崎町が企画し、今年で最終回を迎えた「全国妖怪造形コンテスト」の入賞作が決まった。最優秀作品は、深夜の山中に祭りばやしを響かせる妖怪「ヤマバヤシ」を題材に手掛けた「輪廻の森」。中学生以下のジュニア部門は「超メタボになった座敷童」が最優秀に輝くなど、コンテストは個性的な作品に彩られて幕を下ろした。

 2014年から毎年開催し、5回目。柳田の生家が残る辻川山公園(同町西田原)の池に出没する機械仕掛けのかっぱ人形「ガジロウ」をはじめとした、リアル路線の妖怪による町おこしの一環。

 これまでは町が妖怪の種類を限定したが、最終回は盛大にと、柳田の著作「妖怪談義」に登場する妖怪なら「何でもあり」に。8月以降、国内外から多彩な計約200点が寄せられた。

 輪廻の森を制作した大分県の首藤秀利さん(57)は、15年に続いて2度目の栄冠。動物たちと一緒に躍動する様子が「謎のおはやしを鳥獣戯画的に表現」「楽しさと怪しさのさじ加減がほどよい」(審査員)と評価された。町はこの作品を強化プラスチック製の像とし、辻川山公園に加える。

 また、お地蔵さんと肩を組む不届き者の「ヤマノコゾウ」が鼻をほじりながら酒をあおいだり、古い柿の木に化けた大入道「タンタンコロリン」が歌舞伎の演出の一つ「飛び六方」で決めたりするなど、ユーモラスな作品も入選した。

 ジュニア部門を制した大阪府の小学6年生、北牧煌悠君(12)の「超メタボ-」は、「妖怪をメタボにする今風の演出もおもしろく、少し風刺の入った考えさせられる作品」などと、審査員をうならせた。

 町が開設するコンテストの公式サイト(http://youkaizoukei.town.fukusaki.hyogo.jp/index.html)で全応募作品を紹介している。町地域振興課TEL0790・22・0560

(井上太郎)

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