姫路

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小林貴子さん(右)からクリスマスプレゼントを受け取る双子の母親ら=姫路市青山
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小林貴子さん(右)からクリスマスプレゼントを受け取る双子の母親ら=姫路市青山

 兵庫県姫路市内の双子の親らでつくるサークル「そらまめ」の活動が10周年を迎えた。子育ての悩みを共有し、先輩ママからアドバイスも受けられる場として多胎児家庭の受け皿となっている。自身も双子を育てる小林貴子代表(52)は「双子の親は悩みを抱え込んで孤立しやすい。『自分だけじゃない』と共感できる場が必要」と訴える。(井沢泰斗)

 サークルは2008年、小林さんが同じ双子の母親4人と発足。毎月、市内の公民館や保健センターで交流会や講演の場を設けてきた。先月12日には、同市青山の児童館「星の子館」で恒例のクリスマス会を開催し、0~4歳児の親子約20人が集まった。スタッフの先輩ママたちが子守をする間、普段育児に追われる母親たちはランチをしながら情報交換。子どもの元へ戻ると、スタッフが双子と母親の名前の刺しゅうが入ったハンカチを全員にプレゼントした。

 現在は15組ほどの親子が参加し、スタッフも16人に増加。1年前から参加し、4歳の双子を育てる女性(37)は「なかなか同じ境遇のお母さんとは出会えないもの。ここなら単胎児と違う発育の相談や、双子ならではの『あるある』も話せる」と笑う。

 双子の育児は喜びも大きい一方、授乳やおむつの交換、入浴など全て2人分の労力がかかり、経済的な負担も大きい。1歳の双子がいる女性(33)は「子どもにご飯をあげて、自分はキッチンで立ったまま食べる、というのが当たり前。育児書がないのも不安だった」と明かす。

 小林さんは「多胎育児に対する理解は広がってきたが、まだまだ困っている人はいるはず。勇気を出して、ぜひサークルに参加してほしい」と呼び掛ける。

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