姫路

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気持ちを前面に出したスタイルで全日本社会人選手権優勝を果たした丸山勇人さん=姫路市網干区坂出
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気持ちを前面に出したスタイルで全日本社会人選手権優勝を果たした丸山勇人さん=姫路市網干区坂出

 兵庫県姫路市網干区の川端賢樹ボクシングジムに所属する太子町の会社員丸山勇人さん(23)が、昨年12月下旬に長崎県であった「全日本社会人選手権」で優勝を果たした。同じ大会での不振から一度は競技を離れたが、昨年復帰し、見事にリベンジ。満を持してプロ入りを目指すといい、「気持ちを前面に出したファイティングスタイルを貫きたい」と闘志を燃やす。

 高校2年で同ジムに入った丸山さん。卒業後はアマチュアで最高レベルの選手が集まる同大会で2014年に準優勝、翌年も3位に入った。しかし、徐々にモチベーションが低下し、16年は1回戦で敗退した。

 「このまま続けても周囲に迷惑がかかる」と敗戦翌日に競技引退を申し出た。ジムの川端賢樹会長(46)は「いつでも戻ってこい」と声を掛けたという。

 その後、アパレル店に就職したが、ボクシングを失い、物足りない日々が続いた。復帰への思いが募り「もう一度覚悟を決めてはい上がろう」と決意。川端会長も快く受け入れ、17年10月から技術、体力ともに一から鍛え直し、練習試合を含めて9戦全勝で2年ぶりの大会に臨んだ。

 決勝では前年王者と対戦。丸山さんは身長153センチとライトフライ級(49キロ以下)でも小柄だが、実績で上を行く相手に接近戦の真っ向勝負を挑んだ。ほぼ互角の打ち合いを制して判定勝ち。川端会長から「接戦だからこそ、ハートの強さが生きた」とたたえられた。

 既にアマチュアで11勝を挙げ、プロ入りライセンスの基準は満たしている。高校年代のプロデビューも増える中で遅咲きを自認するが、「今思えば多くの経験をして精神面で強くなれた」と振り返り、「勝っても負けてもお客さんに感動を与えられるプロ選手になりたい」と意気込んだ。(井沢泰斗)

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