姫路

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「ハムレット」の稽古でせりふの抑揚をていねいに確認する笹部博司さん=姫路市西駅前町
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「ハムレット」の稽古でせりふの抑揚をていねいに確認する笹部博司さん=姫路市西駅前町
笹部さん(前列中央)を囲んで談笑する高校生=姫路市西駅前町
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笹部さん(前列中央)を囲んで談笑する高校生=姫路市西駅前町

 兵庫県姫路市出身の演出家笹部博司さん(70)=埼玉県=が播磨地域の高校生とつくるシェークスピア作品演劇の配役が決まり、3月の本番に向けて稽古が始まった。演目は4大悲劇の一つ「ハムレット」。3年目の今年は10校20人の高校生が演じ、照明や衣装、広報なども担う。笹部さんは「最高にかっこいいハムレットを作り上げたい」と意気込む。

 笹部さんは戯曲や小説を題材に多くの台本を書き、新潟市民芸術文化会館の演劇部門芸術監督も務める。高校生との演劇は姫路キャスパホールの開館25周年を記念して、2016年から始まった。

 ハムレットはデンマーク王息子のハムレットが抱える苦悩や、父を殺して王となった叔父への復讐劇を描く。「人間の愚かさを深遠かつ単純明快に描き、人類が生んだ最高の傑作の一つ」と笹部さん。公開オーディションから参加し、昨年末の配役決定後に1週間程度の集中稽古を行った。演者の横に立ち、せりふの抑揚などを細かく指導した。

 主要キャストはハムレットや恋人のオフィーリア、親友のホレイショーなど、六つの役を7人で演じる。男女でダブルキャストのホレイショーを含めると、主要キャスト全員を女子生徒が演じる。

 琴丘高校3年の北野瑞姫さん(18)と南澤さくらさん(18)は1年生時から演劇に参加。南澤さんは昨年、裏方として舞台を支えた。「舞台の見え方が変わった。『一生懸命やるって素晴らしい』と訴える演技を見せたい」と力を込める。

 主役のハムレットを演じるのは同校2年の藤井陽菜さん(17)。プレッシャーはあるというが、「作りすぎず、自分らしくやりきりたい」と自然体だ。

 過去2年が好評を博し、上演される同ホールには「今年もやるのか」という問い合わせが寄せられるという。笹部さんは「高校生がまっさらな心で発するからこそせりふの美しさが映える」と話す。

 公演は3月23日午後2時、24日午前11時、午後3時半の計3回。入場料は500円。同ホールTEL079・284・5806

(伊田雄馬)

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