姫路

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午前はオーダーメードの革靴職人、午後は「靴屋カフェ」で温かく来店者を迎え入れる石塚昌美さん=姫路市網干区津市場
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午前はオーダーメードの革靴職人、午後は「靴屋カフェ」で温かく来店者を迎え入れる石塚昌美さん=姫路市網干区津市場
子供用のロフトに遊び心があふれる喫茶スペース=姫路市網干区津市場
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子供用のロフトに遊び心があふれる喫茶スペース=姫路市網干区津市場

 革靴の工房とカフェを併設した個性的な店が兵庫県姫路市網干区津市場にある。元教師の石塚昌美さん(37)=多可町出身=が古民家を改装してちょうど1年前にオープンさせた「イシヅカ靴店&靴屋カフェ」。午前はオーダーメードの靴職人、午後はカフェ店主とせわしないが、本人は「いろいろな要素を求める人が集まる、面白い場所にしていきたい」と意気込む。

 同町や西宮市の中学校に約10年、英語教師として勤めた石塚さん。革細工に興味を持ったのがきっかけで、最後の2年は休日に神戸市の靴作りの学校に通い、退職後に1年間イタリア・フィレンツェの専門学校で修行した。帰国後に皮革産業の盛んな姫路で古民家を見つけ、昨年1月に自身の工房を開いた。

 旺盛な好奇心やフットワークの軽さが持ち味。イタリアの専門学校ではバリスタの養成コースに1週間通い、現地のカフェでアルバイトも経験した。本場のエスプレッソマシンを持ち帰り、工房にカフェを併設させた。

 築60年の古民家はほぼ自力で改装し、土間はカフェのカウンター、押し入れは子供用のロフトに変身させた。全国の個性的な住居や店舗を紹介するテレビ番組の取材を受けたことも。「作っているとこっち(リノベーション)の方が楽しくなってきて」と笑う。

 一方で靴作りは本格的だ。姫路やたつの市のタンナーから多彩な革を仕入れ、5万~15万円でブーツやビジネスシューズ、女性ものまで幅広く手掛ける。口コミやインターネットを通じ、開店から1年で約40足の注文を受けた。靴の修理も請け負うほか、コースターや名刺入れなどの革細工も製造、販売している。

 今後はカフェの時間に工房を貸しスペースにすることも計画中だ。「コーヒーを飲みながら、わいわい好きなものを作ってもらえたら。一見ぶれているようだけど、うまくいかなかったらまた変えればいいんです」。(井沢泰斗)

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