姫路

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オオタカの「八重姫」と触れ合う姫路市立動物園の飼育員=姫路市本町
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オオタカの「八重姫」と触れ合う姫路市立動物園の飼育員=姫路市本町

 姫路城の歴代城主が好んだ「鷹狩り」を観光名物として復活させるため、兵庫県姫路市が購入したオオタカ1羽が20日、市立動物園(同市本町)にやって来た。早速「八重姫」と名付けられ、飼育員が人の手からタカを飛ばす「放鷹術」の習得に向けて練習を始めた。

 鷹狩りは江戸時代、権威の象徴とされ、池田輝政ら歴代の姫路城主もたしなんだ。城の西側の「鷹匠町」は、タカを訓練する鷹匠が住んだ名残とされる。

 今回のオオタカは市が約104万円で購入。イギリス生まれで推定2歳の雌。全長約60センチの中型種。日本のほぼ全域に生息し、古くは権力者や大名らが鷹狩りに使っていた。

 神経質で調教には高度な技術が欠かせない。市は2017年、人に懐きやすい中南米原産のハリスホークの雌1羽を購入。同園の飼育員が研修を受けるなどして準備を進めてきた。

 この日は姫路城の三の丸広場で、飼育員が手や腕に載せたり、ウズラの肉などを与えたりして八重姫と触れ合った。八重姫は翼を羽ばたかせたりしつつも比較的落ち着いた様子。同園飼育員の株元莉沙さん(24)は「タカは人をよく見ている。慎重に距離を縮めていきたい」と話した。

 今後は6人体制で八重姫を飼育し、少しずつ環境に慣れさせていく予定。目標は空に放った疑似餌を捕獲させるフライトショーの実演。同園の河野光彦飼育担当係長(52)は「早ければ今年の秋ごろにも姫路城を背にショーを披露したい」と意気込みを語った。(地道優樹)

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