姫路

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酒米「弁慶」を使った酒の仕込み作業をする壺坂良昭専務(右)ら=姫路市夢前町前之庄
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酒米「弁慶」を使った酒の仕込み作業をする壺坂良昭専務(右)ら=姫路市夢前町前之庄

 約100年前に主流だった酒米「弁慶」を使った日本酒の復活プロジェクトで発酵前の仕込みが8日、兵庫県姫路市夢前町であった。地元の老舗・壺坂酒造の壺坂良昭専務(43)らが蒸し米を麹や水と混ぜ合わせて状態を整えた。早ければ今月中にも初搾りを迎える。

 弁慶は酒米の代表・山田錦が登場する以前、「エース米」だった品種。近くの書写山円教寺で武蔵坊弁慶が大暴れした-との話が残るなど地元に縁があることから、市民らでつくる「夢前ゆめ街道づくり実行委員会」が地域アピールにつなげようと、ゆかりの米での酒造りを発案した。

 町内で弁慶を育て、昨秋収穫。酒造り用の酵母菌は吉備国際大農学部醸造学科(南あわじ市)の協力を得てかつて弁慶を使っていた同社の酒蔵で採取した。

 仕込みの最終段階となったこの日は、壺坂専務らが水や酵母菌が入ったタンクに冷やした蒸し米を加え、温度を確かめながらゆっくりとかき混ぜた。

 台風の影響などで米の収穫量は予定より少ないが、500ミリリットル入りの純米酒400本ができる予定。壺坂専務は「想像より華やかな香りになりそう。完成が楽しみ」と期待を寄せた。(宮本万里子)

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