姫路

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姫路城城下町跡から発掘された町屋と武家屋敷を隔てる屋敷境。溝(左)が作られた後、柵を設けるために掘った柱穴(右手前)が見つかった=姫路市北条口4
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姫路城城下町跡から発掘された町屋と武家屋敷を隔てる屋敷境。溝(左)が作られた後、柵を設けるために掘った柱穴(右手前)が見つかった=姫路市北条口4

 兵庫県姫路市埋蔵文化財センターは同市北条口4の姫路城城下町跡で、江戸時代の武家屋敷と町屋を隔てる屋敷境が見つかったと発表した。南北に走る境界線は約150年間で溝から柵、石列と変遷している。

 姫路城下で武家屋敷と町屋の境が確認されたのは、2014年に北条口2で溝が発掘されて以来、2例目。東側を武家屋敷、西側を町屋に分ける。大天守から南東約1キロに位置するマンション建設予定地約370平方メートルを調べた。

 溝は全長約20メートル、幅約2メートル、深さ約80センチで、17世紀前半に掘られたと分かった。その後、溝が埋められ、約1・5メートル東側に柵が設けられた。直径約20センチの柱穴が1メートル間隔で並ぶ。さらに時代が進み、柵から約3メートル東側に18世紀後半、石列が作られた。

 なぜ境界線が変わるたびに、武家側の敷地が削られたのか。同センターの森恒裕係長は「当時の武士は転勤族。国替えの城主が連れてきた家来の人数に応じて、頻繁に区画割りをやり直していた可能性もある」と話した。現地説明会は3月2日午後1時半から行われる(小雨決行)。同センターTEL079・252・3950

(伊藤大介)

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