姫路

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最後の走者と手をつないで走る高橋尚子さん(左)=姫路市本町、姫路城三の丸広場(撮影・吉田敦史)
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最後の走者と手をつないで走る高橋尚子さん(左)=姫路市本町、姫路城三の丸広場(撮影・吉田敦史)

 5回目の開催となった「世界遺産姫路城マラソン」(神戸新聞社など共催)。幅広い世代のランナーがフルマラソンや1~5キロのファンランに集い、青空が広がる城下町を駆けた。海外からのランナーも自然豊かなコースを堪能。スペシャルゲストのシドニー五輪女子マラソン金メダリスト、高橋尚子さんもランナーと何度も並走して触れ合い、節目の大会はかつてない盛り上がりを見せた。

 五輪金メダリストは6時間の制限時間を過ぎても、「おかえりなさい」と走者を出迎え、ともに走った。2000年シドニー五輪女子マラソンで優勝した高橋尚子さん(46)は姫路城マラソンにスペシャルゲストとして初参加。何度もランナーの手を取り、ゴールへ駆けた。

 高橋さんは午前9時、約7千人のスタートを見送ると、1~5キロのファンランに移り、「転んでけがをしないようにね」と呼び掛けながら、小学1~6年生や親子が出発するのを見守った。

 その後はマラソンのコースに立ち、「頑張って」と終盤の踏ん張りを後押しした。制限時間を過ぎ、肩を落とすランナーと手をつないで伴走すると、沿道から拍手が送られた。「さみしい思いで終わってほしくない。楽しかったなと思ってもらえたら」と高橋さん。最後の走者とゴール前まで並走し、晴れやかな笑顔を浮かべた。

 「きょうは20キロくらい走ったでしょうか。今はできるだけ多くの人とハイタッチしたり、交流したりするのが目標」と1日6時間走り、ランナーに呼び掛ける体力を保つよう、日ごろからトレーニングを重ねているという。

 なぜそこまで頑張れるのか。「現役時代、たくさんの人に応援してもらった。今は一番の応援団長になれたらと思ってます」。金メダリストの恩返しはこれからも続く。(伊藤大介)

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