姫路

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展示会で徘徊予防システムの機器を紹介する(右から)アミューズ24の安積社長と、システム会社「ウイングワークス」(大阪市)の羽土冨士雄社長=姫路市本町
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展示会で徘徊予防システムの機器を紹介する(右から)アミューズ24の安積社長と、システム会社「ウイングワークス」(大阪市)の羽土冨士雄社長=姫路市本町
神戸新聞NEXT
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 兵庫県姫路市や市川、神河町で福祉施設を運営する「アミューズ24」(市川町甘地)が、認知症患者の徘徊予防システムを改良し、各地の病院や介護施設で導入が進んでいる。ICタグ式の検知・通知機器を、防犯カメラと連動させるなど高性能化。発売3年で約100カ所に広がった。同社の安積進社長(60)は「認知症患者が増える中、本人や家族の安心と、スタッフの負担軽減は急務。必要とされる場はもっとあるはず」と力を込める。

 出入り口やエレベーターに磁気の検知器を設置し、衣服などに取り付けたICタグが近づくと、事務所などでアラームが鳴る。6年ほど前にアミューズ24が発案し、システム会社などと共同開発した家庭向け機器を、施設向けに開発し直した。仕組みはシンプルだが、コンセント一つで設置場所を変えられる手軽さや反応精度が特長という。

 アラームは音だけでなく、最大5色の発光で検知場所が細かく分かるほか、タグの検知距離を半径1メートル弱から3・4メートルまで3段階で変更可能。中継機を使えば5階で検知し、1階でアラームを鳴らすこともできる。カメラとの連動では、モニターが通常、分割画面であっても、検知場所を自動で拡大表示。初動から細かい状況を把握しやすい。

 2016年春に発売し、展示会などで全国各地にPRしてきた。社会福祉法人大阪自彊館が運営する複合福祉施設「メゾンリベルテ」(大阪市)では、17年夏から障害者福祉施設、特別養護老人ホームなどが入る1~4階で一体的に活用する。

 デイサービスでは約60人の利用者の1割が認知症で、家族など人の出入りが頻繁なため、「常に徘徊に目が届くかというと限界があった」と担当者。システム導入後は「今までは慌てて連れ戻す場面でも、早く確実に気づけることで、外の空気を吸ってもらって雑談しながら戻るなど、接し方に余裕ができた」という。

 価格はおおむね35万円程度から。アミューズ24TEL0790・26・3009

(井上太郎)

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