姫路

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戦前の茶の間を再現したコーナー=姫路市西延末、市平和資料館
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戦前の茶の間を再現したコーナー=姫路市西延末、市平和資料館

 市民から寄贈された戦争関連資料から戦時下の人々の生活を紹介する「収蔵品展 昭和前期の市民のくらし」が、兵庫県姫路市西延末の市平和資料館で開かれている。市民が着た国民服や軍服、野菜の配給に並ぶ主婦や給食ですいとんを食べる子どもの写真など、当時の生活感を伝える320点が並ぶ。4月14日まで。

 同館は毎年市民から資料を募り、昨年10月末までの1年間に31件208点が寄せられた。昭和天皇が1947年に姫路を訪れた際、肉声を録音したレコードも寄贈され、会場で聞ける。

 展示品の43年9月発行の雑誌「主婦之友」では、しょうゆで炒めたジャガイモとご飯を混ぜるなど、米を節約する調理法36種類を紹介。翌年5月には見出しが「何でも食べる訓練」「生で食べる訓練」に変わっている。

 会場に並ぶ木の棒と貝殻で作った杓子や陶器製のスプーンなどは、軍に金属を供出する中で生み出された「代用品」。同館の中塚早苗係長(47)は「生き抜こうとする市民の工夫を感じてもらえれば」と話した。

 無料。午前9時半~午後5時。月曜休館。3月3日午後2時から、玉置正光さんの「姫路空襲体験談を聞く会」がある。同館TEL079・291・2525

(地道優樹)

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