姫路

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「はるかのひまわり」を育てる活動を鹿妻小に紹介した妻鹿小の児童=姫路市飾磨区妻鹿
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「はるかのひまわり」を育てる活動を鹿妻小に紹介した妻鹿小の児童=姫路市飾磨区妻鹿
姫路市との交流事業の一環で姫路城マラソン会場で郷土料理をPRする石巻の高校生=2017年2月、姫路市本町(市提供)
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姫路市との交流事業の一環で姫路城マラソン会場で郷土料理をPRする石巻の高校生=2017年2月、姫路市本町(市提供)

 東日本大震災の発生から11日で丸8年。兵庫県姫路市では職員の派遣をきっかけに、宮城県石巻市との交流を続けてきた。記憶や教訓を伝えようと、学校間の交流など市民レベルでの関わりはこれからも続く。(井沢泰斗)

 同市飾磨区の妻鹿小学校は「校名が逆さま」という縁から石巻市の鹿妻小と震災直後の2011年5月に姉妹校提携を結び、テレビ電話などを通じた交流行事を毎年続けてきた。

 今年2月には2年生が、阪神・淡路大震災で亡くなった女性の自宅跡で半年後に咲き、復興の象徴となった「はるかのひまわり」を育てる活動を紹介。折り紙でヒマワリの折り方を教えたり、鹿妻の児童からは震災の様子を写真で伝えてもらったりしたという。

 2年の女児(8)は「建物が流された写真を見て津波は怖いと思った。鹿妻の子から新聞紙でスリッパを作る方法を教わったので(被災時に備えて)忘れないようにしたい」と話す。服部ひづる校長も「阪神・淡路も東日本も知らない世代なので、鹿妻の児童と知り合って、わがことという意識が生まれた。今後も息の長い交流を続けたい」と力を込める。

 一方、市は震災直後から復興業務を支援するため、石巻市役所に職員を派遣。16年度からは国の地方創生交付金を受けた「姫路・石巻縁推進事業」を始め、両市の食材や地酒をイベントなどで共同PRする事業を展開した。風評に苦しむ石巻にとっては新たな販路を開拓する機会となり、姫路もブランド力のある石巻の水産物と共に産品の知名度を向上できたという。

 3カ年計画の事業は18年度で終了し、取り組みも一区切り。市地方創生推進室の担当者は「互いにメリットのある関係で協力でき、一定の成果は得られた。今後も民間で交流が続いていくことを期待したい」と話す。

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