姫路

  • 印刷
膨らんだ状態のエアー遮断機のバルーン=姫路市飾磨区山崎台(県姫路土木事務所提供)
拡大
膨らんだ状態のエアー遮断機のバルーン=姫路市飾磨区山崎台(県姫路土木事務所提供)

 兵庫県と同県姫路市は、鉄道の線路や高速道路の下をくぐる「アンダーパス」が集中豪雨などで冠水した場合、空気で膨らませた遮断機で迅速に通行を止める「エアー遮断機」を、同市御国野町御着の国道312号など市内の4カ所に8基設置した。設置は県内初といい、従来より少人数かつ短時間で道路を封鎖し、車の水没を防ぐ。

 エアー遮断機は、ボタンを押すと送風機のプロペラが回転し、約20秒で円柱形の赤いバルーンが膨らみ、道路上に伸びることで通行を遮断する。膨張時は直径約60センチ、横幅約3・5~4メートルで、内蔵の発光ダイオード(LED)が点滅し、夜間や大雨時も対応できる。

 県が設置したのはいずれもJR山陽本線と交差するアンダーパスの手前で、国道312号のほか、県道417号と516号の計3カ所の左右車線に計6基、市は中国自動車道と交差する同市夢前町前之庄の市道アンダーパス手前に2基を設置した。

 県道516号のアンダーパスでは、昨年7月の西日本豪雨で排水が間に合わず、最大水位約80センチの冠水を観測。中国自動車道と交差する市道も2017年にゲリラ豪雨と台風で2度冠水し、危険性が指摘されていた。

 遮断機は、車が水没してドアが開かなくなったり、発進できなくなったりする前に、アンダーパスの水位が10~15センチに達すると職員が現場で作動させる。県の担当者は「保管場所にバリケードを取りに行く時間や人員が省け、一刻を争う状況に対応できる。今後、導入を広げたい」と話した。(地道優樹)

姫路の最新
もっと見る

天気(3月20日)

  • 18℃
  • ---℃
  • 10%

  • 22℃
  • ---℃
  • 10%

  • 19℃
  • ---℃
  • 0%

  • 21℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ