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新年度から就航する家島本島の新救急艇「いえしま」(提供写真)
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新年度から就航する家島本島の新救急艇「いえしま」(提供写真)

 兵庫県姫路市家島町の家島本島から同市の飾磨港まで救急患者を運ぶ市消防局の新たな救急艇「いえしま」(19トン)が完成し、4月から運用を開始する。搬送時間を約5分短縮できるほか、ドクターヘリが飛べない夜間や荒天時に重症者を救う命綱として活躍が期待されている。

 同島では島内の診療所が対応できない夜間などに患者が発生した場合、飾磨消防署家島出張所に勤務する救急隊員が一緒に救急艇に乗り込んで海を渡る。

 2018年、家島出張所が受けた救急出動257件のうち、海上搬送は187件(73%)に上り、約1割が重症者だった。

 旧船艇は船内のスペースや装備が十分でなく、導入から23年がたって老朽化し、速力も落ちていた。総事業費2億3千万円の新造船は全長18メートルの小型船舶。最大40ノット(時速約74キロ)で航行でき、家島本島から飾磨港まで25~30分かかっていた搬送時間をおよそ5分短縮できるという。

 患者を収容する処置室は1・5倍の約9平方メートルに広がり、人工呼吸器や自動体外式除細動器(AED)、モニター類などの機器が救急車と同じように配置される。同出張所の井上伸也消防司令(45)は「船内でより迅速、効率的に活動できる。処置の質を向上させたい」と話している。(小林良多)

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