姫路

  • 印刷
戦後の公選市長の肖像写真。初代の石見元秀氏(左端)から姫路西高出身者が続く=姫路市役所
拡大
戦後の公選市長の肖像写真。初代の石見元秀氏(左端)から姫路西高出身者が続く=姫路市役所

 24年ぶりの新人対決となった兵庫県姫路市長選。熱い戦いを展開するのは候補者2人だけではない。それぞれの陣営に出身高校のOBが加わり、支援に全力を挙げる。医師清元秀泰氏(55)の母校は、昨年創立140年を迎えた兵庫県立姫路西高(旧制姫路中)。元姫路市副市長の飯島義雄氏(59)は高砂市の進学校、私立白陵高を出た。戦後、姫路の公選市長は現職石見利勝市長(77)を含め5人とも姫路西高の卒業生。系譜はそのまま続くのか、それとも-。(伊藤大介、井沢泰斗)

 「石見市長のお眼鏡にかなった後継者は、清元さん以外にない」。告示翌日の15日に開かれた清元氏の演説会。後援会副会長の弁護士安平和彦さん(73)が熱弁を振るった。安平さんは姫路西高同窓会「白城会」の前理事長で、石見市長の後援会副会長も務める。

 県内屈指の歴史を誇る姫路西高は地元政財界に人材を送り出してきた。清元氏と母校OBとの意見交換会には2回とも百数十人が参加。安平さんは「地場の各界に卒業生がいて層が厚い」と話す。姫路市役所にも白城会の支部があり、会員は約300人を数える。

 一方、飯島氏の支援に回る白陵高1期生の男性(71)は「同じ出身校の歴代市長によって市政の方針が決まってきた」との見方を示し、「姫路でも白陵から市のリーダーを出し、これまでの風を変えたい」と力を込める。

 白陵高の出身者には岡田康裕・加古川市長をはじめ、千葉市の熊谷俊人市長やみなと銀行の服部博明頭取らがおり、姫路西高同様、政財界のトップを輩出してきた自負がある。飯島氏の後援会組織には十数人のOBが参加し、選挙戦略から事務作業まで各分野でバックアップする。

 ただ、立候補者本人たちは母校対決の構図を気に掛けていない。清元氏は「後援会では(姫路市内にある)私立淳心学院や県立姫路東、市立姫路高などさまざまな学校関係者が応援してくれている」と語る。

 飯島氏も「白陵だから、西高だから、という話ではない」としつつ「どんな背景があっても優秀な人材は受け入れる、開かれたまちにするべきだ」と訴える。

 混戦模様の選挙戦だが、肝心なのはもちろん政策。清元氏を推す白陵高OBもいれば、飯島氏を応援する姫路西高卒業生もいる。令和時代の初代リーダーを決める市長選は21日、投開票される。

姫路の最新
もっと見る

天気(8月24日)

  • 30℃
  • ---℃
  • 30%

  • 32℃
  • ---℃
  • 30%

  • 31℃
  • ---℃
  • 30%

  • 32℃
  • ---℃
  • 30%

お知らせ