姫路

  • 印刷
共同で求人を試みる(左から)船田さんと野村さん=神河町吉冨
拡大
共同で求人を試みる(左から)船田さんと野村さん=神河町吉冨

 兵庫県神河町内で茶園と森林組合が半年間にわたる就業体験「山村ワーキングホリデー」を共同企画し、希望者を募っている。古民家をシェアハウスとして、遠方からの住み込みも受け入れる。人手不足解消という本来の目的に加え、「神河の自然にたっぷり触れてもらい、移住者が増えたらいい」と相乗効果に期待する。

 取り組むのは同町吉冨で銘茶「仙霊茶」を生産、販売する「仙霊」(同町吉冨、野村俊介代表)と、中はりま森林組合(同町寺前、船田穣組合長)。船田さんによると、管内(神崎郡3町と姫路市)の民有林の面積は、県内に17ある森林組合で最大規模という。一方、管理を担う民間企業が少ない上、職員数はここ5年で1割以上減って43人。人手不足は年々深刻になる。

 繁忙期の人繰りに悩む仙霊とタッグを組み、新しい求人を模索。茶の収穫(5月)と、山の測量補助、地籍調査の一環でくいの運搬と打ち込み(6月初旬~9月下旬)の就業体験を一つのプログラムにまとめることで、移住体験の要素を強調する。

 対象は18歳以上の男女で居住地、国籍は問わず、資格も不要。電話で簡易面接する。茶園では時給千円で週5日程度、森林組合では日給1万2千円で週3日働く。シェアハウスの利用料は1日千円で、茶園就業時は無料。プログラム終了後は林業研修を無料で受けてもらったり、参加者が組合に就職した場合は家賃を2年間補助したりと、定住、就業を後押しする。

 船田さんは「農林業はこのあたりの基盤産業。移住を考えている人と働き場のマッチングで機能したらなおいい」、野村さんは「若い人が興味を持ってくれるように続けていきたい」と話す。問い合わせはコワーキングスペース「カジヤノ」(TEL0790・35・0673)で受け付ける。(井上太郎)

姫路の最新
もっと見る

天気(7月20日)

  • 30℃
  • 25℃
  • 40%

  • 31℃
  • 24℃
  • 40%

  • 31℃
  • 24℃
  • 30%

  • 30℃
  • 24℃
  • 40%

お知らせ