姫路

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塩本知久さん夫妻が再び命を吹き込んだ町家。縁側で四季を楽しむ=姫路市大野町
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塩本知久さん夫妻が再び命を吹き込んだ町家。縁側で四季を楽しむ=姫路市大野町
 平成元年6月14日付姫路西播版 戦後、家を住み継ぐことが減った日本では、住宅の寿命も短くなった。平成は「町家再生」や「リノベーション(改修工事)」が浸透し、伝統的建築物保存の機運も高まった。姫路市が平成元年に初指定した都市景観重要建築物には現在42件が登録された。
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 平成元年6月14日付姫路西播版 戦後、家を住み継ぐことが減った日本では、住宅の寿命も短くなった。平成は「町家再生」や「リノベーション(改修工事)」が浸透し、伝統的建築物保存の機運も高まった。姫路市が平成元年に初指定した都市景観重要建築物には現在42件が登録された。

 築140年の年輪を重ねた住まいに足を踏み入れると、不思議な安心感に包まれた。1880(明治13)年築と伝わる兵庫県姫路市大野町の町家は、2年前に改修され美しくよみがえった。

 敷地の奥行きは間口の6倍ある。表に近い部屋は「ミセニワ」などと呼ばれ、物音や人影の動きで、通りを行き交う人の気配を中から感じることができる。

 主の塩本知久さん(52)は「お客さんが気軽に入れる半分屋外のような部屋。町家の造りは家の中と外の線引きが緩やか。地域とのつながりが生まれやすい」と魅力を語る。

 東京暮らしが長く、将来のUターンを前提に実家を改修したいと考えた。伝統工法を守る職人らが集まる姫路・町家再生塾(山田克幸塾長)の助けを借りた。「家は所有物ではなく預かり物。何百年もかけて磨かれた知恵を引き継いでいきたい」(小林良多)

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