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築300年以上の町家を活用した「やぎ園舎」。子どもたちの声が響く=姫路市余部区下余部
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築300年以上の町家を活用した「やぎ園舎」。子どもたちの声が響く=姫路市余部区下余部
築300年以上の町家を活用した「やぎ園舎」。子どもたちの声が響く=姫路市余部区下余部
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築300年以上の町家を活用した「やぎ園舎」。子どもたちの声が響く=姫路市余部区下余部

 子どもたちの楽しそうな声が響く。兵庫県姫路市余部区下余部の築300年以上の古民家「旧八木家住宅」は今春から近くの認定こども園「徳栄寺こども園」の園舎となっている。名付けて「やぎ園舎」。江戸期の古民家を保育施設として活用する例は全国でも珍しい。

 緩やかな曲線を描く梁、黒光りする建具…。元禄期の建築というから驚きだ。多田千代子園長(74)は「乳幼児の生育環境はその後の成長に重要。元気に遊び回ってもらえれば」。

 八木家は丸亀藩の大庄屋を務めた家系。2017年に当主が死去して以降、東京で暮らす息子が手入れしていたが、管理が難しいことから同寺に活用を依頼。4カ月間の改修工事で耐震壁や筋交いを設け、土間にはゴムチップを敷いて園児の転倒に備えた。文化財的価値も残そうと比較的傷みの少ない梁や欄間、土壁などはそのまま保存した。

 幼少期を同住宅で過ごした原田(旧姓八木)めぐみさん(83)は「盆や正月は家族で集まった思い出いっぱいの家。子どもたちが走り回る姿を想像すると涙が出ます」と目を潤ませた。(谷川直生)

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