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家島諸島沖で水揚げされたサケガシラ(小林克弘さん提供)
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家島諸島沖で水揚げされたサケガシラ(小林克弘さん提供)

 家島諸島西部(兵庫県姫路市)の沖合で、深海に生息するはずの「サケガシラ」(体長約1メートル)が水揚げされ、姫路市立水族館(同市西延末)に持ち込まれた。水深の浅い播磨灘でこれまでに漁獲された記録はないといい、同水族館は標本にして5月下旬ごろから展示する予定。

 サケガシラは、北海道より南の日本海や太平洋に生息する銀色の深海魚。タチウオに似た細長い体と赤い背びれが特徴で、成長すると体長2メートルに達する。

 9日午前10時ごろ、漁船でサワラ漁をしていた坊勢漁協の小林克弘さん(35)がたぐり寄せた網の中に発見。「変な魚が捕れた」と同水族館に問い合わせたところ、サケガシラだと分かった。

 海域は家島諸島と小豆島の間で、網の水深は約35メートルだった。本来は水深200~500メートルの深海にいるため漁獲は異例だが、同じ日にサワラ漁をしていた室津漁協所属の漁船も、近くで体長約70センチのサケガシラを捕った。

 日本海沿岸では、地震の後に時折打ち上がることがあるため「地震魚」とも呼ばれるサケガシラ。同水族館の増田修係長(55)は「群れで海流に流されて、太平洋から鳴門海峡を通って来たのではないか」と話した。(地道優樹)

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