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新たに設けられた「ハイビーム活用モデル路線」の看板=福崎町西治
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新たに設けられた「ハイビーム活用モデル路線」の看板=福崎町西治

 日没後の交通事故を防ごうと、兵庫県福崎署や自治体などでつくる神崎郡交通対策協議会は、同県福崎町の町道西治長野線(約2・3キロ区間)について、前照灯の上下切り替えを促す「ハイビーム活用モデル路線」に指定した。同町内での指定は初めて。2017年末、全国2例目の指定となった県道長谷市川線(市川、神河町)と近接し、ハイビーム意識の定着を見込む。

 前照灯を上向きに切り替えるハイビームは、すれ違い用前照灯(ロービーム)の約2倍の100メートル先を照らせる。ただ、対向車とすれ違うたびに下向きに切り替える必要があり、使わないドライバーが多い。

 郡内3町を管轄する同署管内で過去5年に起きた交通事故の発生場所は福崎町内が59・6%と突出。昨年9月に歩行者、10月に自転車がひかれる夜間の重傷事故が続き、いずれも検証の結果、ハイビームなら防げた事故と分かった。

 町道西治長野線は抜け道として大型トラックがよく通る。区間内に福崎西中学校があり、地元から安全対策の要望が上がっていたことも踏まえて指定。西治交差点の近くにハイビームを促す看板を立てた。指定は1日付けで罰則はない。

 同協議会が17年12月、西日本で初めてのモデル路線に指定した県道長谷市川線(約16・1キロ)と県道西脇八千代市川線(約10・2キロ)ではいずれも指定後、夜間の死亡交通事故が起きていないという。福崎署の新田隆弘交通課長は「管内は街灯が少なく視界が暗い道路が多い。モデル路線はきっかけ。ほかでも使ってもらえるように周知する」としている。(井上太郎)

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