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寄り添って水辺を泳ぐカルガモの親子=姫路市飾磨区亀山
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寄り添って水辺を泳ぐカルガモの親子=姫路市飾磨区亀山

 カルガモの親子が、兵庫県姫路市亀山の亀山本徳寺前の用水路に迷い込んだ。母鳥のそばを離れないように11羽のひな鳥がぴったりと寄り添っている。周辺にはカラスなどの外敵の姿もあり、地元住民は「このままの状態でええんやろか」と心配するが、人間が介入すると母鳥が育児放棄することがあるため、気をもみながら優しく見守っている。

 母鳥は体長約30センチで、ひな鳥はテニスボールほどの大きさ。16日の午後4時ごろ、近くに住む女児(5)が遊んでいる時に見つけ、祖父(69)に知らせた。

 用水路は正式名称を清水川といい、幅約3メートル。田植え時期だけ上流から取水し、地下水路につながっている。カルガモは用水路の北側の仕切りと、南側の地下水路までの約150メートルを行ったり来たりしていた。

 その後、話を聞きつけた地元住民が続々と集まった。ひな鳥11羽をおなかの下に入れ、丸まって動かない母鳥の姿に、心配した地元住民8人は「カルガモ親子見守り隊」を結成した。

 翌17日午前8時ごろ。カルガモ親子12羽は元気に水辺でエサを探していた。一安心した様子の祖父の妻(70)は「こんなご時世だからこそ、一生懸命子育てするお母さん鳥を見ていると優しい気持ちになる」とほほえんだ。

 市立動物園や市鳥獣対策室によると、ひな鳥を安易に保護すると、母鳥に返しても育てなくなる可能性もあるという。市鳥獣対策室は「衰弱するようであれば市内の病院に運び込むなどの措置を取りたい」としている。(地道優樹)

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