姫路

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姫路城=姫路市本町
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 2018年度に兵庫県姫路市に寄せられたふるさと納税で、7項目の使い道から「姫路城の保存・継承」を選んだ寄付者が5割近くを占める一方、返礼品で姫路城に直接関連する商品を指定した割合は、1・5%にとどまった。担当部署も認める「格差」の背景には、姫路城のイメージは強いが、いざ欲しいものとなるとやっぱり食品系-という寄付側の思惑があるようだ。(小川 晶)

 市に寄せられた18年度のふるさと納税は598件(速報値)。このうち、寄付者が指定できる使い道では、修理工事などに充てる「姫路城の保存・継承」が269件、45%でトップ。「市長におまかせ」(110件、18・4%)や「魅力ある教育の推進」(73件、12・2%)など他の6項目を大きく引き離した。

 これに対し、159種類の返礼品で、唯一の姫路城関連(商品名は除く)の「ペア招待券」を選んだ寄付はわずか9件。アーモンドバターやそうめん、炭焼きアナゴなど上位5品目を独占する食品系に押し出され、17位にとどまる。

 市主税課は「姫路といえばお城というイメージは全国的に定着し、魅力も伝わっているだろうが、招待券は実際に訪れないと使えない。自治体間の返礼品競争が激しくなり、『カタログショッピング』のようになっている中で、手軽に味わえる食品系にはかなわないのだろう」と分析する。

 かつては「姫路城ブランド」が、ふるさと納税で存在感を示した時期がある。「平成の大修理」を控えた09年度、瓦に記名できる特典を付けたところ、県内トップの935件の寄付が集まった。

 同課の担当者は、姫路城関連の限定グッズなどを返礼品に入れれば寄付は伸びるとみるが、市の主導による採用には否定的。「姫路城のグッズにばかり注目が集まり、他の地場産品への寄付やPRの機会を奪うことにつながりかねない」と話す。

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