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贈呈式で善行賞を受ける久下眞芳さん(左)=姫路東消防署
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贈呈式で善行賞を受ける久下眞芳さん(左)=姫路東消防署

 交通事故に遭った女子高校生(17)を救護したとして、兵庫県姫路市は9日、高岡小学校教諭、久下眞芳さん(56)に善行賞「しらさぎ賞」を贈った。救助のさなか、生徒が自分の教え子だと気付いた久下さんは、姫路東消防署(同市本町)で行われた贈呈式で「絶対死なせたらあかんと思った」と当時を振り返った。

 6月1日午後3時半ごろ、同市車崎1の国道2号交差点で、乗用車と自転車が衝突する事故が発生。帰宅途中だった久下さんがミニバイクで通りがかると、フロントガラスが割れた車両の前に女子高校生が倒れていた。多くの人が遠巻きに眺める中、119番があったことを確認した久下さんは交差点内に入り、肩をたたいて何度も呼び掛けた。

 「呼吸はあったが意識も外傷もなく、危険だと感じた」。生徒はわずかに反応したので通学かばんを開けると、名札には見覚えのある名前が。琴丘高校に通う城東小学校時代の教え子だった。久下さんが名前を呼び掛けると、生徒は「久下先生や」とぽつり。学校への連絡後、救急車も到着し、病院まで付き添った。

 贈呈式で賞状を手渡した福岡宏文署長は「意識がないと舌根が沈んで窒息する可能性もある。勇気ある行動を市民に知っていただきたい」とたたえた。病院に教え子を見舞った久下さんは「元気そうで本当に良かった。学校で毎年訓練していたから行動できた」とほほ笑んだ。(井沢泰斗)

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