姫路

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闘病中のチャップマンさんのため、千羽鶴を折り上げた「はりまエスペラント会」のメンバー=姫路市本町、イーグレひめじ
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闘病中のチャップマンさんのため、千羽鶴を折り上げた「はりまエスペラント会」のメンバー=姫路市本町、イーグレひめじ

 兵庫県姫路市との観光交流提携を予定している英国・北ウェールズの都市コンウィの前市長ビル・チャップマンさんに届けるため、「はりまエスペラント会」のメンバーが11日、姫路市本町のイーグレひめじで、千羽鶴を折り上げた。チャップマンさんは国際補助語エスペラントの話者で、1月の来日時に同会メンバーと交流。帰国後に肺がんが見つかり、秋の姫路再訪に向けて闘病に励んでいる。

 同地区にあるコンウィ城は13世紀に築かれた古城。昨夏、姫路市の石見利勝前市長が現地を訪れるなどして提携準備を進めてきた。今年1月にはチャップマンさんらが姫路に来訪。エスペラントで講演し、地元の話者と親しく触れ合った。

 交流は続き、同会は6月、チャップマンさんにメールで会報への寄稿を依頼。すると、右肺に腫瘍が見つかり大量の喀血があったこと、化学療法を受けながら自宅療養中であることを告げる、衝撃的な返信が届いた。しかし、そのメールは「治療は9月末に終わるので、10月に姫路を再訪する計画を捨てていません」と結ばれていたという。

 チャップマンさんのために何かできないか-。考えたメンバーは千羽鶴を送ろうと、8人で手分けして折り鶴を制作し、糸で束ねて完成させた。エスペラントで「回復を祈って折りました」「再会の日を待っています」などと寄せ書きした色紙やメンバーの写真を添え、近くコンウィに送る。

 同会事務局の多田龍二さん(74)=同県明石市=は「1月の来日時は公務の間に貴重な時間を割いてくれ、格別の親しみを感じた。折り鶴は家族や友人にも手伝ってもらい、多くの人の思いがこもっている。早く健康になってほしい」と遠い異国の仲間のために願った。(平松正子)

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