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桜の開花に合わせて世界文化遺産・国宝姫路城を訪れた大勢の観光客=2019年4月、姫路市本町
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桜の開花に合わせて世界文化遺産・国宝姫路城を訪れた大勢の観光客=2019年4月、姫路市本町
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 世界文化遺産・国宝姫路城(兵庫県姫路市)の入城者数が、2019年度に入って好調に推移している。「平成の大修理」以降、減少傾向が続いていたが、6月までの3カ月間で初めて前年同期を上回った。市は、天皇代替わりに伴う10連休のほか、地道な「おもてなし」の効果が出ているとみる。

 市姫路城管理事務所によると、平成の大修理が完了した直後の2015年度は1年間で286万7千人が訪れた。その後、外国人観光客は増加傾向にあるものの、日本人を含めた総数は減り続け、18年度は159万人だった。

 4~6月の第1四半期も、15年度=84万6千人▽16年度=66万6千人▽17年度=55万8千人▽18年度=48万人-と減少していたが、19年度は53万2千人で初めて増加に転換。月ごとの前年比もプラスで推移しているという。

 同事務所は、前年比52・6%増の12万6千人が訪れた4~5月の10連休の効果が大きいとみる。例年は4月上旬に散る桜が、中旬まで見ごろが続いたことも、入城者数を押し上げた要因に挙げる。

 全国的に増加が続く外国人観光客も、15年度以降の同期比で最多の14万人。18年春から、英語、中国語、スペイン語などに対応できる案内役を配置しており、担当者は「口コミで評判が広がっている可能性がある」と話す。

 約10年前からボランティアガイドを務める男性(83)=姫路市=も、外国人の伸びを実感する。「アジアのほか、東京五輪の柔道チームが事前合宿を姫路市で行うフランスからの観光客が目立つ印象」と話す。

 平成の大修理が始まる前までの入城者数は年間100万人前後だったといい、同事務所は、年間150万人の維持を目標とする。今秋には3年目を迎える夜間イベントを予定しており、下げ止まりの兆しを追い風にPRの充実に努めるという。(小川 晶)

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