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育てたヒマワリと模造紙に書かれた福島へのメッセージを披露する生徒会のメンバーら=東洋大姫路高校
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育てたヒマワリと模造紙に書かれた福島へのメッセージを披露する生徒会のメンバーら=東洋大姫路高校

 東日本大震災の被災地支援のため、全国の「里親」がヒマワリの種を福島から購入して栽培し、採れた種を送り返す「福島ひまわり里親プロジェクト」に、東洋大姫路高校(兵庫県姫路市書写)の生徒が参加している。生徒らはヒマワリの種と、メッセージを書き込んだ模造紙を持って、5日から3泊4日で福島を訪問する。

 同校の桑平清志教諭(42)が2017年11月、教員の勉強会をきっかけに、NPO法人「チームふくしま」が取り組む同プロジェクトを知り、生徒に活動を紹介したところ、「参加したい」と声が上がった。

 18年5月、文化祭の企画で「ヒマワリを植えたい」と生徒が提案したが、地域の休耕田を借りて育てるという大がかりな企画に、学校の許可が下りなかった。

 桑平教諭が諦めかけた時、「メッセージでヒマワリを咲かせよう」という生徒の声で、模造紙に同級生からのメッセージを集め、ヒマワリの切り絵をあしらった。「チームふくしま」から現在も風評被害があると聞き、「まずは校内から食の安全を伝えよう」と福島の桃やりんごジュースの販売もした。

 今年は生徒会の提案で、校内のプランターでのヒマワリ栽培が実現。5月8日に種まきし、桑平教諭のクラスと生徒会メンバーが協力して水やりをした。植え替えのタイミングが遅れたり、風でプランターや支柱が倒れたりと苦労を重ねながら、7月中旬、約130本のヒマワリが咲いた。

 同校3年の女子生徒(18)は「福島の方々に『忘れてないよ』という気持ちを届けられたら」と話す。福島へ行く生徒会長の秦芽吹さん(18)は「自分の目で福島の今を見て、自分の耳で被災した方の話を聞きたい。そして知ったことを姫路の人に伝えたい」と力を込めた。(春元 唯)

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