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「変顔」をテーマにした講演会=姫路市本町
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「変顔」をテーマにした講演会=姫路市本町

 兵庫県立歴史博物館(姫路市本町)で開催中の特別企画展「へんがおの世界-笑う門には福来たる!」(神戸新聞社など主催)の講演会「れきはくアカデミー『へんがおの世界を巡る旅』」が17日、同館で開かれた。担当学芸員の藁科宥美さん(25)が江戸~昭和期の絵画作品に描かれた、おかしな表情に焦点を当てて解説した。

 藁科さんは「(写真共有アプリの)インスタグラムなどで若者が『変顔』の写真を投稿していることは多いが、人を笑わせるおかしな表情は江戸期の絵画でも見られる」と説明。浮世絵師・葛飾北斎の「北斎漫画」のタッチについて「へんかわ(変な顔だがかわいい)」などと紹介した。

 鬼を描いた作品にも着目し、「江戸時代は平和になったせいか、鬼の表情もおもしろおかしくなっている」と指摘。独自の視点から「どや顔の鬼がいる」などと説明し、来館者の笑いを誘った。

 また、江戸後期から親しまれている「福笑い」を挙げ、「変顔は昔から庶民の間で、娯楽として定着していた」と話した。(谷川直生)

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