姫路

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「レスキュー隊の甲子園」に出場する中播消防署の山根さん=姫路市三左衛門堀西の町
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「レスキュー隊の甲子園」に出場する中播消防署の山根さん=姫路市三左衛門堀西の町

 「レスキュー隊の甲子園」と呼ばれる「全国消防救助技術大会」に姫路市消防局・中播消防署(兵庫県福崎町福崎新)特別救助隊の山根健嗣消防士長(30)が県代表として出場する。予選前に父を亡くしたが、「頑張ってこい」という生前の後押しが力になった。「どれだけ訓練を積んでいても楽な現場はない」と、重ねた鍛錬の成果を披露する。

 岡山市で25日にある大会には全国9地区の予選を勝ち上がった約千人が陸上と水上の計16種目に出場する。順位は競わず技術を披露。同市消防局からの出場は3年ぶりとなる。

 山根さんは、垂直に立てられた高さ15メートルのはしごを迅速に登る「はしご登はん」に出る。災害建物への進入を想定しており、速さだけでなく、自らの安全を確保するロープを結索する技術なども重要になる。

 7月20日に開かれた近畿地区予選の5日前に父を亡くした。ぎりぎりまで出場辞退も考えたが、「おやじにええとこ見せよう」と出場を決意。結果は12秒48の好記録で89人中1位だった。

 救助活動や普段の事務仕事をこなしながら訓練やトレーニングに取り組んできた。全国大会を前に「冷静に落ち着いて普段の力を出したい。順位はつかないが、誰よりも速いタイムを目指す」と意気込む。(谷川直生)

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