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技能五輪国際大会の表彰式で喜びを爆発させる志水優太さん(きんでん提供)
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技能五輪国際大会の表彰式で喜びを爆発させる志水優太さん(きんでん提供)
情報通信施工の課題に挑む志水優太さん(きんでん提供)
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情報通信施工の課題に挑む志水優太さん(きんでん提供)

 ものづくりの職場で働く若手技能者が競った8月の「技能五輪国際大会」(ロシア)で「きんでん」に勤める兵庫県福崎町出身の志水優太さん(23)=同県西宮市=が情報ネットワーク施工職種に日本代表として初出場し、金メダルに輝いた。同職種が始まって以来、日本人の8連覇を達成。「貴重な体験を後輩の育成や現場で生かしたい」と喜ぶ。(井上太郎)

 姫路工業高校を卒業し、入社5年目。西宮市内の訓練所に業務で通い、国際大会経験者の先輩の指導を受ける。昨年の国内大会で2度目の金賞を獲得し、初めて世界の舞台に挑んだ。

 国際大会は2年に1度で、世界約70カ国・地域から24歳以下の技能者が出場。同職種では16カ国・地域の選手が技を競った。4日間計17時間半の長丁場で、光ケーブルの配線施工やネットワークカメラの接続など5種類の課題に臨み、作業速度と正確さを競った。

 課題は大会前に公表されるが、海外製の材料の中には調達できないものがあり、本番の対応力が問われた。光ファイバーの端末処理に使う部品が図面と一部異なる予想外の事態も重なったが、「先輩と相談する時間があり、落ち着いて対策を練れた」と振り返る。

 中国とロシアを抑え、同職種で、日本人が独占してきたトップの座を守り抜いた。計42職種で出場した日本人選手中、最高得点の表彰も受けた。

 高校時代は電気工学を専攻。新入社員研修で、何げなく使っていたインターネットがどんな仕組みで成り立っているかを初めて知った。その感動を忘れず、興味を深めてきた。当面は後輩を指導し、将来は東京のデータセンターで技術を生かそうと考えている。

 9月中旬に福崎町役場を訪れ、尾崎吉晴町長らに結果を報告した。「大容量、高速化でどんどん進化する業界。常に新しいものを吸収して、人の生活を陰で支えられるようになりたい」と先を見据える。

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