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姫路城と姉妹城になったコンウィ城(姫路市提供)
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姫路城と姉妹城になったコンウィ城(姫路市提供)
調印式に出席したクリス・へファー公使参事官=姫路市本町
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調印式に出席したクリス・へファー公使参事官=姫路市本町

 世界文化遺産という共通点を持つ国宝姫路城(兵庫県姫路市)と英ウェールズ・コンウィ城が29日、姉妹城となった。姫路城を背景に提携締結書に調印した関係者は、両城の歴史の深さと価値を改めて確認した。(小川 晶)

 コンウィ城は、ウェールズ北部にあり、1287年にイングランド王エドワード1世が築いたとされる。姫路城より7年早い1986年に世界文化遺産に登録された。

 調印式に出席したウェールズ政府のロビン・ウォーカー日本代表は「コンウィ城は、最も保存状態がいい城の一つ」と強調。城壁に連なる巨大な円筒も残り、屋根がない以外は建造当時の状態に近いという。

 地域のシンボルという点でも共通しており、清元秀泰姫路市長は「英国、日本という遠く離れた場所で親しまれている両城が深い結び付きを得られ、感慨深いものがある」と話した。

 コンウィ市のゴロニー・エドワード市長は、提携による交流の広がりを期待した。若い世代への意義が特に大きいとし、「互いの生活様式を学ぶことによって、他者に対してより寛容になれると思う」と話した。

    ◇    ◇

■コンウィ城の特徴は圧倒的な存在感 公使参事官にインタビュー

 姫路城(兵庫県姫路市)とコンウィ城の姉妹城提携調印式に出席した駐日英国大使館のクリス・へファー公使参事官が神戸新聞のインタビューに応じた。主なやり取りは、次の通り。

 -コンウィ城の特徴は。

 「ウェールズにあるたくさんの城の中でも、圧倒的な存在感を誇る。硬く強く、頑丈な要塞で、人に例えるなら力持ち。(ワールドカップ日本大会が開催中の)ラグビーなら、日本とウェールズに勝った南アフリカ代表かな」

 -姫路城の印象は。

 「屋根の緩やかな曲線が、漢字の『はらい』のようで美しい。姫路駅から天守が見通せる眺望も、まるで(造園技法の)『借景』のようだ。ラグビー日本代表のプレーのように、整然としている」

 -姉妹城提携による効果は。

 「コンウィでは日本に興味を示す人が増え、日本語教室も開かれるようになったと聞いている。日本から訪れる人も増えていることだろう。ビジネスなどの結び付きも大切だが、市民間交流が広がってくれたらうれしい」

(聞き手・小川 晶)

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