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旬を迎え大きく成長したぼうぜ鯖=姫路市家島町坊勢
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旬を迎え大きく成長したぼうぜ鯖=姫路市家島町坊勢

 播磨灘に浮かぶ兵庫県姫路市の坊勢島で養殖されたマサバ「ぼうぜ鯖」が出荷の最盛期を迎えている。全国で増えるブランドサバの先駆けとされ、島で取れたイワシなどの餌で大きくなった生粋の島育ち。地元では鮮度の高い状態で届けられるため刺し身で提供されることも多く、食通たちをうならせている。

 坊勢漁業協同組合によると、同島のサバ養殖は偶然の出来事がきっかけで始まった。巻き網漁で取れたアジを一時的にいけすに入れていたところ、紛れ込んだサバも一緒に成長。その味が「おいしい」と評判になり、2001年から養殖の取り組みが始まった。

 5~6月、300グラムほどのサバを島の近海で取り、巨大な海上いけすに移して秋まで成長させる。近年は漁獲に苦戦していたが、今年はまれに見る豊漁で、例年の3倍以上の15万匹を確保した。

 身が肥える秋を迎え、600グラム近くに成長。おいしさの秘密は、配合飼料を極力使わず播磨灘で取れるカタクチイワシなどを与えていること。「基本的には海の中と同じ自然の食事。だから脂のりがくどくない」と同漁協総務部長の竹中達彦さん(48)が胸を張る。

 初期から養殖に取り組む大漁丸水産の小林春光社長(66)は「今では坊勢と言えばサバと言ってもらえる。ぜひ一度口にしてほしい」と話していた。

 姫路市白浜町のJFぼうぜ姫路とれとれ市場では17日、「ぼうぜ鯖祭」が開かれる。午前9時と同11時、先着各500人に刺し身を無料で提供する。午前10時と午後0時半からはサバ天ぷらの料理実演と試食がある(各1時間前から100人分の整理券を配布)。同市場TEL079・246・4199

(小林良多)

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