姫路

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10年間、七福座をもり立ててきた西二階町商店街振興組合のメンバー=姫路市西二階町
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10年間、七福座をもり立ててきた西二階町商店街振興組合のメンバー=姫路市西二階町
プロの落語家による寄席はいつもほぼ満席になる(西二階町商店街振興組合提供)
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プロの落語家による寄席はいつもほぼ満席になる(西二階町商店街振興組合提供)

 兵庫県姫路市の西二階町商店街にあるコミュニティーホール「七福座」が11月で10周年を迎えた。800円という手頃な値段でプロの落語が見られる定期寄席のほか、若手やアマチュアの舞台も毎月のように開かれている。20日には記念寄席として、桂塩鯛さんらを招いた「七福寄席」を開催する。

 故・桂米朝さんが同市出身であることにちなみ、同商店街振興組合が2009年に空き店舗を改修してオープンした。毎月第3水曜日にプロの落語家2人が出演する七福寄席は当初、入場料を破格の500円に設定。現在は300円値上がりしたが、ほぼ毎回満員御礼の人気だ。

 過去の出演者には、上方落語協会会長の笑福亭仁智さんや桂米輔さん、桂あやめさんら豪華な顔ぶれが並ぶ。他にも野菜市を開いたり、1千冊以上の絵本を置いて親子がくつろげるスペースにしたりと、多彩な活用で地域に貢献してきた。

 オープン時から運営に携わる同組合専務理事の北野升雄さん(56)は「最初は落語でこんなに人が集まるとは思っていなかった」と笑う。10年間支配人を務める垣内睦彦理事長(56)は「落語で商店街に人を呼び、寄席の後は入場券を各店舗で割り引き券とし使ってもらう。にぎわいづくりにつながっている」と手応えを口にする。

 近年は若手の落語家や芸人が腕を磨く場にもなっている。同市出身の月亭秀都さん(29)は、2カ月に一度「金曜ワンコイン寄席」と銘打ち、年代の近い若手を招いて落語会を催す。松竹芸能の若手が中心に出演する漫才やコントの無料ライブ「ひめクリ」は、昨年100回公演を達成した。

 秀都さんは「落語をやる場として地域に定着しているので会を開きやすく、普段の前座だとできないネタにも挑戦できる。もっとお客さんを増やし、商店街に貢献したい」と感謝する。

 10周年記念寄席は、20日正午からと午後2時からの2部制。入場料は800円で、当日券は午前11時から販売する。七福座TEL079・224・6341

(井沢泰斗)

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