姫路

  • 印刷
ツイッター上で未成年が家出をほのめかすアカウントには「泊めてあげる」「相談のるよ」などの返信が連なる(画像の一部を加工しています)
拡大
ツイッター上で未成年が家出をほのめかすアカウントには「泊めてあげる」「相談のるよ」などの返信が連なる(画像の一部を加工しています)

 無料通信アプリで知り合った小学生の女児を自宅に連れ込んだとして、兵庫県警飾磨署は10月27日、未成年者誘拐の疑いで同県姫路市の人材派遣会社社員の20代の男を逮捕した。逮捕容疑は19日午後0時45分ごろから約3時間にわたり、同市内に住む小学生の女児を自宅に連れ去った疑い。

   ◇   ◇   ◇

 「今ひまです」「じゃあ会おう」。2人は無料通信アプリ「カカオトーク」のチャット機能を使ってこのような会話を交わし、市内で落ち合った。車で移動し、男の家に滞在したのは約3時間。女児にけがはなかったが、家族がスマートフォンの位置情報を見てなじみのない場所にいるのを不審に思い、帰宅後に問いただして発覚したという。

 近年、SNSをきっかけに未成年が誘拐事件や性犯罪被害に遭うケースが相次ぐ。この1カ月後にはツイッターで知り合った大阪市の女子児童を栃木県の自宅に誘拐した疑いで、30代の男が逮捕された。男は非公開で会話できるダイレクトメッセージ機能を使い、女児に家出を促したという。

 警察庁によると、ツイッターなどのSNSに起因した18歳未満の犯罪被害者数は、2008年は792人だったが、18年には約千人増加して1811人となった。容疑者と会った理由を被害者に尋ねた統計(17年)では、「金品目的」(29・6%)に続いて「優しかった・相談にのってくれた」(22・9%)、「交遊目的」(17%)などの回答が並ぶ。

 同署の担当者は「子どもは相談に乗ってもらったり、何度もやり取りをしたりするうちに、会ったこともない人を信用してしまう」とSNSの危険性を指摘。さらにツイッターや掲示板アプリ、オンラインゲームなど、他人と知り合う手段が多様化している現状に「見守るべき保護者がちゃんと知識をつけて、スマホの利用方法をチェックしていく必要がある」と呼び掛ける。(井沢泰斗)

姫路の最新
もっと見る

天気(8月10日)

  • 33℃
  • 28℃
  • 30%

  • 35℃
  • 27℃
  • 20%

  • 35℃
  • 27℃
  • 20%

  • 35℃
  • 27℃
  • 30%

お知らせ